「“思ってたのと違う”をなくす──スタイル写真と世界観で指名客が増えた話」
■ 制作前の状況・課題
Hair&Relax Lien(仮名)は、スタッフ4名の地域密着の美容室。
SNS投稿はしていたものの、ホームページは無料テンプレートのまま放置状態でした。
課題は明確でした。
- 新規客の多くが「なんとなく」来店し、再来店率が低い
- SNSに情報が散乱し、信頼性が弱い
- 「どんなスタイリストがいるのか」「どんな世界観の店なのか」が伝わらない
- サロンの強みが可視化されていない
「カットの技術より、まず“安心して任せられるか”を示せないと始まらない。
そこに気付きました。」
■ 制作の取り組み
今回は「再来店率アップ」を主目的にしたホームページづくりを行いました。
● ページ構成(6ページ)
- トップページ
- 世界観を伝えるキービジュアル
- サロンのコンセプトを一文で明確化
- メニュー・料金
- カット・カラー・縮毛矯正の違いがわかる説明
- 料金の透明性を重視
- スタイルギャラリー
- 内部で撮影したスタイル写真を多数掲載
- 施術前後の写真も掲載し、技術の「根拠」を提示
- スタッフ紹介
- スタイリストごとの“得意スタイル”を記載
- 趣味・人柄が見える文章で親近感を演出
- ブログ(ヘアケア情報)
- 美髪ケア、カラーの持ち、頭皮ケアなどの記事を週1投稿
- 予約ページ(公式LINE/Web予約連携)
あわせて
- GBP(Googleビジネスプロフィール)の最適化
- ホットペッパーとの導線強化
- サロンの世界観に合わせた写真撮影
も実施しました。
■ 公開後の変化
● 1:指名予約が月20件増加
ホームページで
- 過去の施術写真
- スタイリストの得意分野
が見えるため、
「この人に切ってほしい」
という指名予約が増加。
既存スタッフ3名の指名率が 平均17% → 39% に上昇。
● 2:新規客の“ズレ”が減少
スタイルギャラリー・世界観が明確になったことで、
- 「イメージと違った」
- 「もっと派手なカラーが得意かと思った」
といった認識のズレが減りました。
結果として、
再来店率が52% → 68%へと大幅向上。
● 3:客層が“サロンの強み”に寄ってきた
Lien(仮名)はもともと
「ナチュラル・大人の落ち着いたデザイン」
を得意とするサロン。
ホームページで明文化したことで、
- 過度なブリーチ
- 派手系カラー
を求める客が減り、
ターゲットとメニューの一致が加速。
客単価のブレが減り、売上が安定しました。
● 4:スタッフ採用にも効果
美容室業界は慢性的な人手不足。
しかし、
- サロンの雰囲気
- スタッフの人柄
- 担当したスタイル
- 給与体系・働き方の方針
を載せたことで、応募が年間2件 → 8件に増加。
採用目的でもホームページが機能することを実感されたそうです。
■ 運用と今後の展望
- 月1回のスタイル写真追加
- ブログ更新でSEO強化
- 公式LINEでの回数券販売+ホームページ連動
「いまは“店舗の営業マン”というより、
“スタッフ全員の価値を伝える舞台”になってます。」
■ まとめ
美容室のホームページは、
世界観・技術・人柄の可視化が売上を左右します。
Hair&Relax Lien(仮名)の事例から得られるポイントは:
- スタイル写真があるだけで、技術の“証拠”になる
- スタッフの得意分野を開示すると指名率が跳ね上がる
- 来店前に世界観が伝わると、ミスマッチが激減する
- ホームページは採用にも強力に作用する
地域密着サロンでも、
ホームページで“正しい世界観”を提示すれば、
リピート率と指名客は伸びる——それを示す好事例となりました。